こんにちは、おしゃれ番長♪まいです。
今日は、自分で収入を得て生きていくと決めた私が、ホワイト企業を辞める決意に至った本を紹介します。働き方について、現状と課題を把握した上でどのような選択をするのかを考えるヒントが詰まった3冊です。
働き方のロードマップが確認できる本「働き方2.0 VS 4.0 不条理な会社人生から自由になれる」
私はこれまで様々な業種で働いてきました。雇用形態も派遣社員、契約社員、正社員、個人事業主、フリーランスなど一通り経験をしてました。(詳細はプロフィールに記載)
最後にSEとして勤めた会社は、ホワイト企業であり、それなりに生活は安定していました。残業代は100%出ましたし、福利厚生も整っていました。働き方改革で残業を減らす準備も始めていました。
しかし、労働時間が長い。残業が多いときは、月80時間超えの時もありました。三六協定で労働環境は一定基準で守られていましたが、会社の仕事で疲れてしまい、平日はかろうじて身体を休養させることだけでせいいっぱいでした。
また、会社では生産性を上げる仕組み作りに時間がかかること。年功序列制度であること。さぼる社員とがんばる社員の評価が賞与の少額差異しかなく、モチベーションが上がらない状況に不満を感じていました。
そんな時に読んだ本が橘 玲さんの「働き方2.0 VS 4.0 不条理な会社人生から自由になれる」でした。
本には以下の働き方の分類が書かれています。
- 働き方1.0:年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
- 働き方2.0:成果主義に基づいたグローバルスタンダード
- 働き方3.0:プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
- 働き方4.0:フリーエージェント
- 働き方5.0:機械がすべての仕事を行うユートピア
本書を読んで、世間の働き方はすでに移行しているにも関わらず、私が勤めていた会社の働き方が「1.0」であること。そして、このまま会社で働いていると、 私が目指したい働き方「3.0」や「4.0」に移行できないことを認識できました。
転職時には、IT企業なら技術職として自由に働く技術が身に付けられると考えていましたが、発注先の親会社の要件をまとめ、ベンダーにプログラムの制作を依頼し、進捗管理やテストを行う工程がメインの仕事だったので独立するスキルとして弱い。また、契約事務などの仕事も多く、このまま会社で働いた場合、スキル向上のチャンスは少なく、働き方「3.0」や「4.0」の移行は困難であることを直視しました。
もし、私のように今の会社で働き続けることに不安があるなら、本書で働き方のロードマップを知り、自分の人生をどの働き方にプロットしたいのかを確認されることをお薦めします。
会社に依存しない働き方の実践例がわかる本「どこでも誰とでも働けるー12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職ルール」
橘さんの本「働き方2.0 VS 4.0 不条理な会社人生から自由になれる」に「どこでも誰とでも働ける-12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職ルール」という本の著書である尾原さんの働き方が紹介されていました。
まさに働き方「3.0」「4.0」を実践されている尾原さんのプロフィールには、京大卒業後、マッキンゼーに始まり、Google、楽天など超優良企業を渡り歩いて仕事をされてきた実績が書かれています。プロフィールを読むと、最先端な働き方ができるのは、尾原さんが昔から優秀だからだとあきらめたくなりますが、本書では尾原さんが取り組んだ仕事の進め方、各企業で学んだスキルが書かれており、今の会社でできること、チャンスを広げる手段を学ぶことができました。
私はこの本を読んで、新しい働き方を実現するために、辞めようと思った会社のプロジェクトに精一杯貢献し、転職活動や情報収集も行ってから会社を辞めるという決意をしました。
本書で働き方を変える手法や日々の仕事の取り組み方のヒントを得れば、会社員を続けながら、転職市場で自己評価を把握し、次なる働き方を模索することができます。
100年時代の働き方・生き方を直視できる人生のロードマップ本「LIFE SHIFT」
今後の生き方、働き方を考えさせてくれる珠玉の一冊として紹介したい本は、「LIFE SHIFT」です。著者 リンダグラットンの「WORK SHIFT」を読んだ時は、会社、地域、趣味などの世界を広げ、自分の仕事の枠や貢献できる場を広げた方が人生が豊かになる、理想的だなぁっとのんびり受け止めていました。
しかし、本書は違います! 未婚で経済的に頼りになるパートナーがいない私は、老後の危機感を感じました。読んで現実を直視するのが怖くなりました。
未婚、既婚、子供の有無と世代によって異なりますが、老後に必要な資金、得られる資金の試算、雇用と労働状況を3世代別に具体的に示唆してくれている本書。
会社員を続けるのか、副業を始めるのか、転職するのか、起業するのか、いずれにしろ、自分の生き方をしっかり模索して行動するために必要な情報を知ることができます。
人生100年。自分の好きなことに関わる働き方を実現させ、経済的安定を得るためのヒントを得るために本書をお薦めします。
まとめ
お薦め本に共通する内容は、
- 働き方が多様化していること。
- 会社に属していることで得られるメリットが低減していること。
その現実を受け止めて対処する方法がそれぞれの著者の分析と経験から学ぶことができます。
私自身、会社に辞表を出した結果、話し合いの末に休職することになり、昇進と昇給の機会損失と引き換えに新たな働き方を始めたばかりですが、手放せば得るものがあります。
ぜひ、一緒に進化していきましょう!
最後まで読んでくださって、ありがとう!
そして、今日もHappyをありがとう^^
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