こんにちは。おしゃれ番長♪まいです。
久しぶりのブログ投稿・・・8月に外宮参拝の記事を書いてから4ヶ月もお休みをしていましたが、再開いたします。
さて、今日は4ヶ月前の記憶を辿る記事ですが、内宮参拝について紹介します。
もうすぐ年末年始で賑わうお伊勢さんに行かれる方の参考になる情報や毎月1日に地元の方や商売をされている方々が習慣にされてい朔日(ついたち)参りの経験と1日のみ買える赤福の朔日餅などについて紹介します。
では、スタート!
朔日(ついたち)参りとは
朔日参りとは、伊勢観光案内のサイトによると、毎月1日に月の区切りとして氏神様にお参りし、感謝をお伝えすることが始まりだそうです。
ひと月の最初の「ついたち」という言葉は、月の満ち欠けに関係する「月立ち(つきたち)」という言葉が変化したものとのこと。旧暦の太陰暦(月の満ち欠けの周期を利用した暦)では毎月1日が新月(朔)で、ものごとの始まりを意味するという説があります。 朔日まいりとは、月の最初の日に氏神様にお参りするようになったのが始まりと言われています。一年の最初の日、お正月に皆さんが初詣に行くのと同じように、月を区切りとして神様に感謝の気持ちを伝えます。特に8月1日は八朔(はっさく)といい、農家では秋の収穫を前に氏神様へ実りを祈願し、お祝いをしました。その頃はまだ米が実っておらず代わりに粟を供えたため、粟餅(あわもち)を食べる慣習があります。
https://ise-kanko.jp/focus/isenotuitachimairi/
こういう慣わしに詳しくないまま朔日参りができた8月1日は、なんと収穫を祈願する「八朔」というタイミングで商売繁盛を願う人々も多く朝から賑わっていました。
内宮の開門は5時。
私が到着した朝6時にはお参りを終えた参拝者たちも多く、すれ違いながら正宮に向かいました。
写真のように、この日は雨でどんよりとした曇り空でしたが、参拝の時は小雨もやみ、伊勢神宮に迎え入れていただいたような気持ちになりました。
朝のお参りは、清々しい空間にいるだけで心洗われるような時間でした。
なお、外宮と同様に正宮では感謝をお伝えし、願い事は、荒祭宮(あらまつりのみや)で行いましょう。
毎月1日は、おかげ横丁で朝市を開催! 午前4時からオープン!
参拝を終え、朝粥を戴くために一旦ホテルに戻った私たち。
赤福本店など有名処が立ち並ぶおかげ横丁が早朝から営業していることを知らなかったので、朝に行かなかったことは旅の後悔の1つなのですが、朔日詣を終えた参拝者をお迎えするために、おかげ横丁では4時から営業しています。
朝粥、粟餅の販売などで賑わっているようです。
そして、1日のみ販売している赤福の朔日餅(粟餅)は、当然ながら、お昼頃に行っても完売済でした。
もしかしたら、朝に行っても買えない可能性がありそうです!
赤福の朔日餅(粟餅)は、前日の17時から申し込みが始まっていた!
2月から12月までの11ヶ月間の1日に販売される朔日餅。毎月異なる種類のお餅が用意されるので、人気です。
赤福本店では1日の前日17時から引き換え時間を指定される整理券が配られます。
そして、1日当日4:45から順番に配布するようです。
他県から参拝する人は、前泊しないと絶対買えない仕組みかと残念に思っていましたが、
赤福本店のサイトを確認すると、10日前から電話予約ができます。
また、百貨店での購入も可能なので、県外からでも購入可能な点は嬉しいですね。
百貨店などの直営店店頭では販売月の前月から予約可能です。
ただし、2月に販売される「立春大吉餅」は12月1日に予約開始なので、注意が必要。
※コロナが収束したら、整理券制度や電話予約制度が変更されるかもしれないので、確認して下さい。
リンクは最後にまとめておきます。
朔日参りのあとで朝粥をいただく慣わしとは?
写真は、ホテルでいただいた朝粥です。
具材は下記の8品。
- 伊勢海老酒煎り
- 鮑塩蒸し
- 松坂牛しぐれ煮
- 真珠貝貝柱酒盗煮
- さめのたれ炙り
- 自家製出汁巻き卵
- 伊勢の香の物
- 岩戸の塩
この朝粥は、神誉祭という年間1500の神宮行事の中で最も重要とされる大祭で奉納される「由貴夕大御饌(ゆきのゆうべのおおみけ)(※)」になぞらえ伊勢志摩特産の食材で朔日詣の客人の健康と多幸を祈り用意されたものでした。
※この上なく貴いお供え物のこと
参拝を終え、お品書きの説明を読み、日々の感謝と良い人生を送りたいと母と語らいながら戴いた朝粥は、伊勢旅行の良い思い出の1つとなりました。
伊勢のお土産、グルメ
お土産
お土産定番は、赤福餅。地元の駅や百貨店でも買えますが、風情ある店舗で食した後に1箱購入しました。
松坂といえば、松坂牛。そして、海の幸。ということで、「松坂牛のしぐれ煮」と「磯のつぼちゃん」。
磯のつぼちゃんは、お出汁が美味しいので、私はそう麺つゆに足していただきました。
そして、おかげ横丁で出合った神殿神祭具「伊勢宮忠」というお店で、「精麻自祓大麻(じばらいおおぬさ)」というものを購入しました。
麻は神事に使われる神聖な植物なので、パワーの強い伊勢神宮でこれに出合ったので、お守り代わりに購入しました。
グルメ 伊勢うどん
関西でコシのあるうどんに馴染みが深かった私は、「コシが無くて美味しくない」「あれはうどんじゃない」などと前々から聞いていた伊勢うどんを食べたことがありませんでした。
しかし、物は試し! と注文してみると、
確かにコシはないけれど、モチモチとした口あたりで、出汁醤油がしみた太めのおうどんは、滋味深くお気に入りの一品となりました。
伊勢うどんは、伊勢の郷土料理の一つである「てこね寿司」とセットで注文しました。
てこね寿司は、醤油漬けしたカツオやマグロをすし酢と胡麻をまぶしたご飯にのせていただきます。
こちらもおかげ横丁内に有名店が軒を連ねています。
時間がなかった私たちは、バス停の向かい側にあるお土産店2階の大食堂でいただきました。
有名店で食べたこともありますが、劣らぬ味わいでお寿司もうどんも美味しくいただきました。
まとめ
伊勢神宮は、皇室のご先祖を神として祀り、年間1500以上の神事を執り行っている重要な神宮である。
そして、その神事は日本古来の重要な文化であり、三重県を中心に学びや慣わしを共有する学校、施設が整い、市民が一丸と守り育ててきた文化であることを体感しました。
賢島で三重の幸を味わい、外宮から内宮へと参拝できた伊勢旅行は、日本の歴史と文化と豊かさを感じた旅でした。
参考になれば嬉しいです。
赤福 朔日餅の購入方法:https://www.akafuku.co.jp/buy/
宿泊先 伊勢パールピアホテル(朔日参りの送迎・朝粥プランあり):https://www.pearlpier.com
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最後まで読んでくれて、ありがとう!
そして、今日もHappyをありがとう^^
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